ホンダの値下げはヘンリー・フォードが1910年に行なった値下げと比べると二倍以上の大幅なものでした。
ガルブレイス派の経済分析によると、自動車産業はフォードの時代とは根本的に変っているといいます。
現在は大企業の意のままで、彼らは思いどおりに価格を管理し、大がかりな宣伝およびマーケティング活動によって消費者の反応を左右しているといいます。
しかし業界新参のホンダにはそのような市場を動かす力はありませんでした。
いくら経済がカルテル化されているといわれている日本にしても、ガルブレイスがとりあげた自動車産業についてはその説は誤りではないでしょうか。
しかしそれはホンダの結果を見なければわからないことでした。